「カーン!コロコロ」って鬼を出し抜き缶にシュートを決め、どや顔つきで皆に賛美されていた小5の夏季のことです。こちらはそれほど同士といった公園で毎日のように遊んでいました。ドッジボールを始め、鬼ごっこ、だるまさんがころんですなんてことをよくしていました。常にそんなことをしていたので小学生5クラスにもなるといった些か飽きが来ていました。?
 惰性で遊ぶなんてよくないと思った私たちは初めてそれを見つけました。空き缶だ。鬼の大丈夫をかいくぐり見つからないように缶を蹴る単純な遊戯、それほど「缶蹴り」を私たちは始めました。鬼になって友達を探しあてるのは真面目苦行でしかありませんでしたが、止める近くはそれは二度と楽しくて仕方ありません。
 第一に鬼に見つからないかという心配感が好きです。恰も自分が世界中を背負って争う勇者ものの気分です。第二に人目が鬼に見つかって自分ひとりになった際に鬼を出し抜いて缶を蹴りぬいたあの響きという感謝の瞬間にこの上ないカタルシスが得られます。鬼は上みずから鬼というステータスから解放されるという高みを私の手でそれを台無しにするのです。
 そんな非日常感を楽しめる「缶蹴り」は小5のこちらにおいてかけがえのない遊戯でした。http://www.upsidcltd.com/